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アイファー調剤
筒井 俊順

【プロフィール】

1950年生まれ
1973年4月 ノバルティス(チバ・カイギー)入社
1983年8月 ヤナギヤ薬局専従者
1997年2月 アイファー調剤設立
趣味 スキー、海外旅行
好きな言葉 「工夫と努力で最大効果を」

創業は明治22年、草分け的存在の調剤薬局として長い歴史と伝統を誇ります。

明治政府によって薬局制度が制定され、実家のヤナギヤ薬局が誕生しました。
以来、私で四代目を数える歴史を積み重ねてきました。私はそのヤナギヤ薬局で専従者として14年勤め、1997年に独立する形でアイファー調剤を設立いたしました。

薬剤師を本業に専念させ患者さまからの信頼を得るコンピュータシステムを導入

薬剤師の教育と業務の効率化は、さまざまな取り組みのなかでも最も力を入れている部分です。 特に業務の効率化については、医師の処方をコンピュータ処理し自動調剤する、最先端のコンピュータシステムを導入することで、薬剤師を従来の煩雑な調剤作業から解放することに努めてまいりました。 薬歴管理や服薬指導など本来の業務に力を入れられるようにしました。その結果、仕事にゆとりができ、患者さんに対してきめ細かな応対が可能となり、好評を得ています。 当社では患者さんのプライバシーを尊重して、店舗の投薬ブースをパーティションで区切っています。 薬剤師は独立したスペースの中で、患者さんと向き合って服薬指導しているのですが、こうした配慮も信頼を得るために必要なことだと感じております。
薬剤師の教育については、最低でも月に一度、全スタッフが集まって勉強会を開き、つねにスキルアップを心がけています。

「調剤」に専門特化した事業展開で売り上げも順調に推移

当社は「調剤」に限った専門分野に特化し、他社と差別化を図ることにより、ある程度の実績を残せていると思います。 そもそも調剤は医療行為であり、片手間にできるものではありません。現在3つある当社の薬局も設備、スタッフと調剤に特化しています。 そうしたこだわりが、患者さんから高い信頼を得るための大きな要素になっていると思います。

患者さまへの質の高いサービス・ハイクオリティな技術がモットーです。

福井県の医療分業率は、全国で最下位にあるという現状がございました。医薬分業とは、医者と薬剤師が協力し合うことでよりよい医療サービスを提供すること。 その意味、福井県の医療サービスは、全国で最もレベルが低いということになるそうです。これではいけない。それなら自分がどこにも負けない調剤薬局を作り業界を底上げしていこう、そう思いました。 こうした経緯がありますから、今後の事業展開としては地域密着が必要な条件だと感じております。 福井県でナンバーワンの調剤薬局になり、他の薬局にもどんどん追随してもらうことで、業界全体がレベルアップしていけば良いと願っています。